握手してドキドキした話

こんにちは〜！らあらです。

学校生活で、ちょっとドキドキしたエピソードがあるので聞いてくれませんか...？

　コロナの影響もあり、他の人とハイタッチをしたり握手をしたりすることがあまりしなくなった時代。読者さんも思い返せばあまり人と接触する機会はあまり浮かばないのではないでしょうか。

だからこそ、不意に手と手が触れ合ったりするとドキーッてしてしまいます...。

　私にはちょっと気になっている人がいます。同じ部活の先輩です。

面白くて心がぱあっと明るくなれる、一緒にいて楽しい先輩です。

すごくおしゃべりな方なので私はいつも聞き側に徹します。その時間が大好きです！

でも先輩の話にはちょっと癖があります。今までの人生の出来事を話すんです。

普通だと、最近あった面白いことーとか、今話題のお話ーとかだと思います。

でも、人生での出来事を話すんです。先輩自身のことなので謎に説得力があるんですよね。

自分のことを話したがらない人は多いと思うのですが、先輩はとことん進んで話しちゃうので、元カノや家族のことなどそこまで話しちゃって大丈夫なの....？と段々とこちらが心配になってくるのがオチです。

だから、先輩のことはたくさん知っています。黒歴史も何もかも知っていると思います。たくさん話してくれて、とても嬉しいです。

ある時も、お話をしていました。すると先輩の話に共感することがあって「あ、それ私も思ったことあります！！！」って言うと、嬉しかったのか黙って右手を差し出してきました。

え？と最初は困惑したのですが、あ、握手かと思い先輩の手を握るとドキっとしました。ぎゅっと力強く握られ私の手はすっぽり先輩の手に収まりました。

今までずっと見てばかりだった先輩の細長くてきれいな手が自分の手と触れ合っていると思うと、なんだか嬉しくて、でもちょっと恥ずかしくて複雑な心情でした。

今までコロナの影響で、握手とかハイタッチとかしてこなかったからか、久しぶりに人のぬくもりを感じ、心がぽかぽか暖かくなりました。

絶対に先輩は意識してなかったと思うのですが、こちらからすると顔が真っ赤になって今でも思い出すときゃーってなります。

次先輩の手を握るときは、先輩と私の思いが通じ合っていると良いな...。