♡らあらの趣味ブログ♡

趣味の音楽のこととかメインに書きます〜

【決意の曲】超学生さんのルームNo.4 感想


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こんにちは〜らあらです。

今回は、超学生さんのオリジナル曲、ルームNo.4を視聴した感想について語らせてもらおうと思います。

 

彼は、独特の世界観を歌を通して教えてくれます。

彼の世界が大好きです。

今日はどんな世界を見せてくれるのか、いつもワクワクしながら視聴しています。

そしてどの世界観も大好きで、何度も何度もリピートしてしまいます!

 

オリジナル曲

ルームNo.4は、歌い手である超学生さんのオリジナル曲で、

レア感満載です!

彼のカバー曲は、いつも本家をリスペクトしながらで

世界観は本家と似ていたりしたのですが、

今回は彼自身が本家で、

彼独自の表現力が見れるなとワクワクしていました。

この曲を作った人は、

すりぃさんという人で、凄く有名です。

超学生さんはすりぃさんの曲「ビーバー」や「テレキャスタービーボーイ」など沢山カバーしています。

しかし、作曲者様が同じでも今回の曲はそれらの世界観とはまた違ったものでした。

 

世界観

レトロな雰囲気の曲で始まり、ミステリアスな彼の横顔のシルエットと同時に映し出されるきらびやかなMVは彼の世界をより深くさせています。

動画を再生すると、

サーカスのようなメロディーと、

スポットライトのような、

カラフルなネオンの光から始まります。

でも、サーカスを見に来たような

ワクワク感ではなく、

まるで今までとは違う

サーカスのような不気味と好奇心であわさった別世界に

迷い込んだかのような

ドキドキ感を味わされます。

 

彼の決意の曲?

彼のがなりが、今回は強がっているように思えました。

そして、今の現状から抜け出したい!と苛立っているようにも思えました。

彼はとてもストイックで、

毎週木曜日19:00というありえないほど凄い頻度で歌ってみたを投稿してくださいます。

でも彼的には、まだじぶんが思っている彼自身にはなれなくて、

僕なら変われる、必ず変われる!

だからお前(過去の自分)とはお別れだ。

と叫んでいるように聞こえました。

 

ルームNo.4の意味って

4って何だろう....。どういう意味なんでしょうか...。

気になります。

でもルームは、

部屋でずっと閉じこもっていたくない!と伝えているような気がしました。

 

動画の工夫

反転するっ!!

歌詞に合わせて、動画が反転するんですううううう!!!!

めっちゃ超学生さんのかっこよさが爆増しで伝わってきます。

まるで手品のようです。

 

今まで見ていた「彼」は虚像!?

3:45くらいの動画時間になると、

動画がフェードアウトし

iPadを持った彼が画面外から入ってきて

彼の持っているiPad

今まで私が見ていた彼が歌っている画面が映り、

今まで見ていた彼が、iPadの画面上の彼だったという衝撃をうけました。

ユーモアもあって面白いなと思うのとともに、

やっと最後にルームNo.4から抜け出すことができたのかな、とも思いました。

でも結局動画の中。

まだまだ変われていない。

というメッセージ?なのかな...。

 

サムネイル

サムネイルで拝見できる

流し目は、ダイアモンドのような輝きを放っています。

ネイルと目はリンクして同じ発色のようです。

 

また両手を首に当てて、

まるで首を絞めているように見えます。

苦しんでいるのでしょうか。。。

じっとりとした流し目からもそう見えます。

まるで人形のような現実離れした彼の容姿は、

完璧な自分を演じようとしているのかもしれない。

 

おちゃめな一面

お気づきでしょうか....!?

この曲は、なななななんと、

4:04なんです!

ルームNo.4とかけてるのかな。

超学生さんのユーモアもあって面白いなと思います笑。

 

超学生さんの自分への厳しさ?なのでしょうか。

自分の未来への決意の曲?なのでしょうか。

どちらにしろ、彼は凄い人です。

 

超学生さんCover曲【ホワイトハッピー】感想・考察

こんにちは〜らあらです。

今回は、超学生さんの歌ってみたのホワイトハッピーについて語っていこうと思います。

私は歌い手の超学生さんも、本家のMARETUさんも大大大大好きです!!

本家のMARETUさん


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本家は、ボカロイドの初音ミクさんが歌っています。

曲調としては凄く明るくて楽しい感じです。

でも歌詞は暗くて、そのアンバランスさが魅力だと思っています。

「ぼくの一等賞を奪いに来て!」が印象的な曲です。

 

MVは、ハートに矢が二本刺さっています。

他の曲のようにキャラが出てきたりなどの動くMVではなく、

ずっとこの絵なのですが

動画に見入ってしまうほど興味深いMVです。

意味深な言葉で作られたこの絵は、凄く不気味であると同時に

この曲の伏線となっている言葉や想像せざるを得ない残酷な事を

間接的に伝えてきます。

大好きです。

 

超学生Cover感想


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超学生さんは、歌い手でがなりを上手に使った歌い方が特徴的な人です。

またMVに透けて映る彼の横顔のシルエットがとても美しいです。

 

彼の歌声と身振りによって織りなされるこのCover曲は、

本家をリスペクトする丁寧さと

全身全霊で歌おうとする一生懸命さが伝わってきます。

この歌い方がを突き通すブレない彼のことが大好きです。

そして曲が終わった後の彼の写真がいつも楽しみです。

仮面が本当に似合っています....!

 

彼は今回、がなりが結構少ないほうだなと思いました。

本家の高い声をリスペクトするべく彼にとっては珍しい高い音域?だなと感じました。

そのため、がなりが少なかったのかもしれないですが

そうでなくてもがなりをあまり使っていないイメージがあったので、

また新たな世界観が作り出されました。

がなり=強い

という印象でいたので、今回は優しいなと思いました。

勿論インパクトは抜群なんですけどね。

 

私の中で垣間見えた、彼によって生み出された世界観

彼の曲を聴いていると、私の心の中で

彼によって新しい世界が作成され、

心を奪われるほどの不思議な景色を見せてくれます。

 

今回のホワイトハッピーで、

彼の声によって

私の中に生み出された主人公は

感情が読めない青年でした。

 

ガナリなどの感情のこもった歌い方をあまりしてなくて、

淡々と歌っている気がしたので

感情があまり読めないロボットみたいに思えました。

 

私が学生なので、

私なりに、学校にいるクラスメイトと考えると

 

いつも一匹狼なイメージだけど、

実は周りから一目置かれている天才で

容姿端麗で文武両道。

ミステリアスで、影で女子からの人気がある人。

生徒会や外部の人からのオファーも受けたりしているけど、

彼は興味がなくて

いつもロボットみたいな硬い表情。

な人っぽいな〜と思いました!!

 

 

歌っている歌詞の重さから、

彼の過去は暗く、

つらい環境の中で生きてきたのかなって思いました。

どんな叫びの言葉を訴えても聴いてくれる人もいない。

小さい頃にそのことを知り、

諦めた彼は、無意識に感情を殺してたのかもしれないです。

 

でも、

今の彼には心を開こうとしている人がいて、

その人である彼の彼女は彼の極端に欠けている人間性を取り戻そうとする

優しい女の子なのかなって思いました!

 

歪んだ期待と判断違い、心躍れ

っていう歌詞から、

彼女のことを信じても良いのかなという期待と、

判断違いじゃないかという不安がぐっちゃぐちゃになって

心が踊るようなドキドキ感の感情の右往左往にびっくりしているのかなと思いました。

ねーねー聞いて これって重症?

この感情は何?病気なのか?と

始めての感情で戸惑っているのかも。

 

彼は天才で色々なことが器用にこなすことができるけど

自分のことには興味なくて

クラっと来て、もう倒れたい

とかいう歌詞は、身体的に思えました(笑)。

心ではなさそう。

で、その後の

ふぇ!?

っていう声が、彼女のびっくりした声なのかなって思いました!

彼女はしっかり者で、

不安定な彼を支えてあげるように思えました。

 

世界は素敵、なんて騙るなら

その理由を書き出して

それ大体嘘なんだって分かるから

肉の塊になって

この「大体」が私の中で引っかかって、

大体って言ったのは、彼女が素敵なのは本当だと思っているからかなと思いました。

言い換えると、

彼女以外の

この世界にある様々なことの素敵な理由は嘘なんだって思っているのかも。

 

解り合ってみない?

関わり合ってみない?

死んだプライド、思考回路

彼の思考回路の様子なのかなと思いました。

彼女と過ごしていく中で、

関わって、解り合って

今までずっと生かしていた強い壁に囲まれた「プライド」が死んでいくのを

実感しながら、

自分の思考回路も死にかけている=嫌なことを考えるのをやめようとしている

と、捉えました。

 

命は尊くて

「重い」とかいう常識は

誰のため?

君のため

最高に勝手気ままな妄想

彼は彼女のことが本当は大好きで、

命が尊いのは君のだけのためにある常識で

それは絶対に軽々しいものじゃないということ。

溺愛ぶりが見れるなと思いました。

でも、常識さと冷静さはまだ少し残っていて

最高に勝手気ままな妄想だよな、

と自分で呆れているように思えました。

でもそれくらい彼女のことを大切に思っていて

彼女を命をかけても守りたいと決意したのかもしれないです。

ぼくの一等賞を奪いに来て

奪いに来て

恥ずかしがらないで

「僕の一等賞」って、

彼が天才で、今まで優勝したものの「一等賞」ではなくて

彼の中の「一等賞」を奪いに来てと言っているような気がしました。

自分の一番を恥ずかしがらないで取って良いんだよ。

もういっそ、奪いに来てと言っているような気がしました。

一直線に迎えに来て

迎えに来て

いますぐにさあ

寄り道せずに今すぐ迎えに来てほしい

早く早く来てほしい

自分の醜いところも全部、奪ってほしい!

という焦れったくて彼女のことを焦らせているように思えました。

 

いっそのこと夢の中へ

夢の中へ

蹴落として堕として

彼女に出会えた幸せな日常は、

もしかしたら夢なのかもしれないけど、

それでもいい。

いっそのこと夢の中へ蹴落として

ぞっこんにさせてくれ。

一方向にまくし立てて

まくし立てて、意地悪にさあ

「奪いに来て」から「蹴落として」「堕として」「まくし立てて」

全部受け身なのは、

自分から行くのが怖いから、

もしくは

自分が暴走するのが怖いからなのかもと思いました。

後悔を僕にも植え付けて

この時、超学生さんは自分の胸をトントンと叩いていて

植え付けてほしいをより強調させています。

心から思っているんだろうなと想像させられます。

後悔も僕にとっては幸せだから、

早く奪いに来てほしいと言っているように思えました。

 

愉快な音でノッている超学生さんを見ると、

嬉しいのかな、ワクワクしているのかなと思いました笑。

可愛い....。

 

でも後半の歌詞からちょっと不穏なものを察しました。

世界に慕われる才能は

生まれつきのものだって

選ばれもしなかったガラクタは

今すぐにでもゴミに出して

彼女以外に興味がない彼にとって

他人=ガラク

幼い頃からずっと愛情を知らず育ってきた彼にとって

他人は信じられない敵同然なのかもしれないと思いました。

 

彼の才能に対しては誰からも慕われていて、

自分を利用したりしようとする人も現れていたのだと思います。

でも彼にとって

才能を持っていない

自分と彼女だけの世界を作るに当たっての

邪魔な他人は

今すぐにでもごみ=(死?)に出してって言っているのかなと。

ちょっと歪んでいる気もしますが...。

彼女と一緒に過ごしていると、

独りだった彼とも仲良くなれる彼女の

彼女のことだけではなく、周りのことも見えてきたのかなと思いました。

行き過ぎてるけど、嫉妬ってやつですね。

馬鹿になってみない?

あらわになってみない?

病んだ声色、未知の愛情

馬鹿になってみない?→一緒に遊ばない?(などの彼にとって馬鹿同然のようなことを誘ってくる人たち)

あらわになってみない?→あの子と付き合ってるん?(などの彼の心の中をあらわにしようとする人たち)

という意味なのかなと勝手に考えました。

彼にとって自分に興味を持たれて、

自分のことを知ろうとしている、言い寄ってくる人が癪なのかな。

面倒くせ〜

と病んだ声色で呟くと同時に

まだ知らなかった愛に近づけた嬉しさもあったのかも。

解り合ってみない?

笑かし合ってみない?

たっぷり本能に

さっぱり濃厚に

彼女との距離の近さが分かる歌詞だなと思いました。

超学生さんの歌い方もどこか嬉しそうです。

彼はもう彼女しかいないと決断したのでしょう。

最後の

さっぱり濃厚に

は、矛盾していますがそのことにも気付けないくらい

盲目になっているのかなと思いました。

完全に同情無用の最新事情

他の人の意見なんていらない。

同情なんていらない。

これは完全に自分のこと。と自分に言い聞かせています。

 

ぼくの一等賞を奪いに来て

奪いに来て

恥ずかしがらないで

超学生さんはマイクにぐっと近づいて、

囁くように歌って、いや伝えていました。

その声は凄く優しく、どこか泣けてくるくらい愛を感じました。

 

一直線に迎えに来て

迎えに来て、いますぐにさあ!

いますぐにさあ!の声は、がなりで力強かったです!

先程の優しい囁きとは裏腹です。

一刻も早く彼女をこの汚い世界から守らなければ、という焦りが

出てしまったのでしょう。

もう気づいたら彼女のことを問い詰めるように、

責めるように言ってしまったような

でももういいやと諦めて

劣等感を殺しに来て

殺しに来て

けらけらと笑って

頭の片隅で感じていた、

でも見てみぬふりをしていた

人間性の欠如の劣悪を

この自分の自覚しざるを得ない

この劣等感を君に殺してほしい

けらけらと凛と笑って

と、彼の要求を叫んでいるように聞こえました。

 

彼の「劣等感」のところの歌い方が

本当に殺しに来てほしいという心の叫びと

でも叶いそうにない切なさが表現されているなと思いました。

 

いっそのこと頭の中

頭の中

狂わしてしまって

一辺倒にもてあそんで!

もてあそんで、今すぐにさあ!

叫び声がずっと頭に残っています。

 

愛なんて、壊れてしまえばいいんだ

もう嫉妬と独占欲とで

不器用な彼は

投げやりになって、

もう全部壊れてしまえばいいのに、と

嘆いているように思えました。

 

僕の一等賞を奪いに来て

最後の諦めていうような感じの

振り絞ってやっと出た

かすかな声が

最後にぽつんと聞こえました。

 

超学生さんの声で生まれた

私の中に生まれた物語は、

青年から始まり、

彼の物語が鮮明に描かれました。

青年は彼女に出会って

始めて生まれた感情に感動し、

でも自分の劣等感のある人間性と闘いながら

だんだんと違う方向へ感情が曲がっていく.....

 

そのような世界が私の中でありました。

凄く長くなりました....。

超学生さん、大好きです!

【違和感が癖になる】MARETUさんのホワイトハッピー 感想・考察

 


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ーぼくの一等賞を奪いに来てー

 

こんにちは〜らあらです。

今日はMARETU様のホワイトハッピーという曲の感想を語ろうと思います。

 

私は、MARETU様の曲が大好きです....!

 

曲の最後には自分の中にある見てはいけないずっと奥に隠していた醜い感情の本性を見事に言い当てられ、あらわにされてしまった敗北感を味わされます。

 

歌の世界

曲を目をつむって聞いていると、歌詞やメロディによって小さな世界が作り出されます。

その世界は曲を聞いている時にしか現れない、儚く尊い世界です。

その世界に迷い込んだ私は、どう足掻いてもこの世界から抜け出せません。

その世界は、時に心地よく、時に不快で苦しい。

私の中に現れたホワイトハッピーの世界は、複雑な感情でごちゃごちゃになっています。

感想

ホワイトハッピーを聞き終わった時、

体が震えていました。

凄く怖くて

絶対に戻りたくないのに、心のどこかでまた行こうとしてしまう。

何度も聴こうとしてしまう。

この曲は明るいメロディーなのに、曲の勢いが凄く頭が追いつかなかったです。

 

最初に、カンカンカンと何かを叩いた音が鳴ります。

愉快で明るい雰囲気です。

そして

ちょ待って、それって扇状?

と声が高くて可愛い少女が問いかけてきます。

愉快なリズムとで楽しい気持ちになりました。

少女が踊りながら、

私がいる部屋のドアをコンコンと叩いて、

呼びかけているみたいでした。

じゃないよ、これって洗脳

また少女の声が聞こえて、自問自答しているみたいでした。

少女自身が洗脳されていると言い聞かせているように。

何に洗脳されているんだろう...

洗脳されているのを知っていてどうしてそんなに明るい曲調でいきいきとした声なんだろう...

私の頭の中は、はてなでいっぱいでした。

凄く幼い少女が知ってはいけない秘密を持っていて、

誰にも言い出せず、凄く怖いけどその怖さをなくそうと

無理やり明るく振る舞っているように感じました。

そのせいで私の心のどこかで

不安が生まれてきました。

「ちょっと怖いなあ。」

そう思った自分の心を無視して聴き続けました。

ねーねー聞いて、これって重症?

決定打食らった急所、

クラっときてもう、倒れたい

幼くてかまってほしい感じの女の子で、

何度も痛い思いをして心はもう限界なのに

どうせ現実は変わらないんだから

いっそ割り切ってもう明るくしよう!

と言っているような気がしました。

それからの「ふぇ!?」がやっと私に気づいて

本当のことを知っている「本来の自分」から

皆から強要されている「素直で可愛い自分」に

変わるかのように

曲調が大きく変わりました。

素直で誰からも好かれる

明るい女の子に。

 

彼女は人によって態度や人格を変えることができるほど、

柔軟で賢いのでしょう。

彼女はいつも素直で周りが彼女に求めるままに、

「一等賞」を取っていた素直な女の子なのかもしれません。

でもそれは、

皆が作り上げた「私」で、

本当の「私」ではない。

そのことを

誰にも言えないし、言えない。

本当は、

ありのままの「私」を見てほしい。

だれかが作り上げた、甘ったるい理想で固められた「私」じゃなくて。

本当は無理だって分かっているけど諦めきれなくて、

せめて歌にしようと歌っているように感じました。

ぼくの一等賞を奪いに来て 

奪いに来て

恥ずかしがらないで

一直線に迎えに来て

迎えに来て、いますぐにさあ

このサビで、私はハッとしました。

彼女は今まで取ってきた「一等賞」を取られてでも、

私の本当を知ってほしい。

私のことを見てほしい。

誰にも汚されていない、本当の優等生じゃない自分を。

誰かによって作られた嘘の自分の価値は、今まで取ってきた

「一等賞」だけだから、

この一等賞を奪われれば私は本当の誰にも期待されない本当の自分に戻ることができる。

そう伝えたかったのかもしれないと思いました。

 

愛なんて、壊れてしまえばいいんだ!

私はこの歌詞が大好きです。

彼女の心からの叫び、だと思ったからです。

彼女はもしかすると充実した家庭に生まれ愛情深く育ってきたのかもしれません。

 

でもそれが段々と苦痛となって、

本当の自分じゃなくなっている変化に戸惑い、

でも今までの頑張ってきた一等賞を捨てる覚悟もできず

何もせずただ従うまま。

操り人形のような自分が嫌い!

もういっそ、窮屈な愛なんて壊れてしまえばいいのに!

そう痛感しました。

 

私は彼女の心からの叫びに、

何も応えることができませんでした。

 

彼女は明るかったから。

 

彼女が本当に思っていることなのか、

おどけて遊んで言っていることなのか、

冗談で言っていたのかなどが分からず

明るく語る彼女に、私は何も言うことができませんでした。

 

「一人で秘密を抱えている、不安定な彼女を放っておけない」

その義務感が

何度もリピートする理由だと思います。

でも、何度も何度も彼女がいる世界へ行っても、

私は彼女の心を掴むことができません。

最後の囁くような

ぼくの一等賞を奪いに来て

が痛々しいです。

 

 

そんな二面性のある不安定で美しい彼女に魅了された私は、

 

今日もホワイトハッピーを聴き、彼女に会いに行きます。

 

最後は全員悪になる【MARETU】ニューダーリン 感想・考察


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ーはじめよう!本当の私たちをー

 

こんにちは〜 らあらです。

今回は、MARETU様のニューダーリンという曲の感想を語っていこうと思います。

 

私は、MARETU様の曲が大好きで大好きで仕方がありません...!

「音楽の力」というものを実感する曲ばかりだからです。

 

音楽の力

歌には世界があって、

目を閉じて耳を澄ませたら

もうそこは別世界です。

MARETUワールドなんです。

その世界は、一見とても怖くて不気味ですが、

だんだんと居心地が良くなって元の世界に戻りたくなくなってしまいます。

ずっとこの世界に閉じこもっていたくなります。

でも戻らないといけないだろと冷たく突き放すところが依存させるのでしょうね。

そしてまた聞いてしまう。

正直これが一番怖いんですよね。

でも、それを乗り越えた時の快感にまた沼ってしまう...。

本当に敵わない、依存性の高い音楽の一つが、

MARETU曲だと思っています。

 

感想

ニューダーリンを初めて聞き、

そして聞きおわった時はとても怖かったです。

なんというか、脳がすべて洗脳されそうになった気がして。

 

最初の少女のような声(初音ミクさん)が、可愛らしくスキップしていて

「なんだろう、何が始まるんだろう」

と最初はワクワクな気持ちから始まります。

それからの

play me

とイエーイ!という声が、MARETUワールドに歓迎されているような感じがして

素直に嬉しかったです。

なんだかサーカスみたいな、明るい雰囲気のワクワクドキドキが隠せない世界かと思いました。

でも、

銜え込んだ キャンディー

という歌詞が聞こえた瞬間、ああさっきのは間違いだったと気づきました。

どん底に蹴り落とされたかと錯覚したほどです。

さっきの少女は、サーカスの少女じゃないし明るい女の子じゃない。

 

もう後戻りすることができないところにまで達した、

でも必死にもがいている

救われない女の子だと。

 

私に懇願しても、訴えても私は何もすることができません。

ただ私は突っ立って目の前に笑いながら泣き崩れていく少女を見つめることしかできないのです。

私の「罪悪感」を刺激してくる女の子は、

色々な表情を見せてきました。

 

泣いているのか、笑っているのか、恥ずかしがっているのか、怒っているのか...。

喜怒哀楽が激しい。

感情に振り回されやすいタイプなのかもしれないと思ったり。

声は淡々としているのに、彼女の心は複雑過ぎてまるで分からないです。

分かってあげたいけれど、分からない、分かれない領域までの

暗い過去。

それを必死にもがいて逃げて新しい自分を作りたいと、叫んでいるように聞こえました。

 

うつむいてばっかり....答えてニューダーリン!

ニューダーリンとは誰のことだろう....。

ふと不思議に思いました。彼女はその人のことを愛していたのだろうか。

曲のリズムから必死に捜しているような、そんな気がしました。

 

「一緒に捜そうか?」

そう訪ねても、彼女は聞く耳も持たずぶつぶつと何かを呟いています。

突然笑顔になって幸せそうな顔をしたと思ったら、がらっと今にも泣きそうな悲しい顔をする。

なんだろう。本当に不思議な女の子だな。

そう思いました。

 

こいつが壊れてくれたら あちらへ 行けるのかしら?

...こいつって、誰だろう。ニューダーリンの今の大切な愛する人なのかな。

そう思った瞬間、女の子は私の心を読んだかのように私を睨んで

何かを強く決心したような顔をしました。

そして口から沢山の文字を吐きました。

それは今まで彼にためてきたであろう素直な言葉の数々でした。

こんなことをしてほしかった、行かないでほしかった...!

そんな言葉の裏返しに、

 

甘く溶かして ダーリン!

辛く貶して ダーリン!

骨を砕いて ダーリン!

未知の世界へ ランディング!

痛く殴って ダーリン!

迷わず蹴って ダーリン!

全て壊して ダーリン!

なぶり殺して ダーリン!

ああ、そういうことか。女の子の心が少し読めた気がしました。

あのときは、「ニューダーリン」という

既に誰かのダーリンになっている「他人」ではなくて

私の「ダーリン」だった。

でも、かまってほしかったんだね。

辛く痛いことをされてでも、相手をしてほしかったんだね。

でも本当はそう思っていないような気がしました。

愛してほしかった、可愛がってほしかった...。

でも彼女はそのような愛を知らないから、暴力的な愛しか知らないから

文字にできたのはそのような残酷な言葉のみだったのかもしれないと思いました。

そう思いたいです。

 

さようなら かつての私たちと

彼女はにっこり微笑んで、飛び降りてしまった。

過去に戻りたいと思ったのだろうか。

そう思ったと同時に、MVに

大きな拳が現れました。

ハイタッチ?みたいなものなのかな。

そう思ったりしたけれど、どこか背筋に寒気が走り

何か危険なものを感じました。

これは....もしかすると、

 

 

私に復讐しにきたの?

【ぴんく】超学生さんCover 感想

こんにちは〜らあらです。

今回は、超学生さんverの歌ってみた動画、ぴんくについて語らせていただきます。

【超学生】ぴんく @歌ってみた - YouTube

たくさん伝えたいことがあるので、目次で分けます。

 

本家様

本家様はMARETUというボカロPさんです。彼の曲は現実離れしたダークな曲が多いのが特徴です。最初は少し怖いのですが、だんだんと沼にはまっていくのが一番の怖さなのです...。

「ぴんく」と聞いて、可愛い曲なんだと想像した貴方はこの曲のギャップに驚愕するでしょう。

初音ミクさんの声では誤魔化せない残酷な歌詞は、頭の中でずっとぐるぐると周り私の脳内を支配しようと試みてきます。

3:43という時間の中での世界は、全く日常とは違う危ない世界に一変します。

最初のメロディーから不気味さがあらわになっております。おどけたような笑顔が映ったMVも、この曲を聞き終わるととても怖いです。でも、ホラーではないんですよね。だって何度も聞いていると段々と居心地が良くなってくるから。それはきっと、3:43で違う世界へ行くことができ、違う自分になれるからなのかもしれません。

 

本家様の考察

本家様は少女のような声で歌います。ミクさんの声と歌詞のアンバランスさに惹かれますが、歌詞の怪しさから彼女はとても犯罪に手を染めているように思えます。そして、急に頭がおかしくなってしまったのかもしれません。だんだんとじわじわと攻めるような曲のメロディーはまるで治安が悪い場所の狭い通路を表しているかのようです。

薬に手を出し、犯罪に手を染めてしまった彼女は本心では駄目だと分かっていても、快楽に勝つことはできません。気持ちが高ぶって、嫌なことすべて忘れることができてしまうからです。

残念!罰点!あっかんべ! もう壊れてしまったの

という歌詞からは、自分の弱さが嫌い、自分は罰点の0点だ。だけどもう壊れてしまったの。もう後戻りはできないから、もういいの!という諦めの曲のような気がしました。

 

超学生さんver

超学生さんは、低音ボイスで歌詞とのマッチさに驚きました。そして本家様では隠し通されていた本当の素顔が見えたようで、ぞっとしました。その素顔を全面に押し出されているので、鳥肌がとまりません。

最初の

WOW!!

も、がなりと高音という今まで聞いたことのなかった組み合わせの声でびっくりしました。まるで烏のような鋭い嘴を想像させるような尖った声で私の心臓を鷲掴みしてきます。その後の、歌詞に続く落ちつた淡々とした声にじわじわと攻められているのを感じます。そして、サビで大爆発!最高です....。

そして何より、

心は広いんだ

のあとで、クククって笑うのがたまりません...!もし超学生さんが敵だとしたら、こちらは負ける気しかしないです。

そんな、悪い曲でも淡々と歌いこなす超学生さん。大好きです。

 

超学生さんの歌ってみたの考察

超学生さんが歌うと、また本家とは違う曲になります。青年が夜にさまよって、自分に酔っているような感じがしました。

彼はずっと自分は凄いと信じていて、世の中に沢山いる「悪」をやっつけることで自分はなんて優しいんだ、なんて心が広いんだ!と独特な考えを持っているかのようです。

そんな彼は、段々と自分の価値観が間違っていたことに気づき始めます。でもいい。そんな自分も大好きだ。犯罪に手を染めても、それはもう終わったことだから__。

 

こんな感じて沢山語らせていただきました。

私は、MARETU様も本家の形を大事にする超学生様も大好きです。

ぜひたくさんの方に聞いて頂きたい曲の一つとなっています。

ではでは〜〜

 

溺愛のヤンデレ曲【パケットヒーロー】超学生さんCoverの感想

 

こんにちは〜らあらです。

今回は、超学生さんの歌ってみた動画、パケットヒーローの感想を語っていこうと思います。

語りたいことが山々とあるので、目次でいくつか分けたいと思います。

 

本家様


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パケットヒーローの本家様はMARETUというボカロPさんです。初音ミクさんが歌っています。全体的に高い声で可愛い印象を受けます。でも、それがかえってだんだんと不気味な印象になっていくのが不思議です。

曲の特徴としては、盛り上がったりゆっくりと落ち着いたところもあったりとアップダウンが激しいかなと思います。

電子音といいますか、機械っぽい音が癖になります。

パケットヒーローのMVの絵のニコちゃんマークも、とても可愛い印象です。

ウインクしているように見えるのですが、その目が♡なんですよね。

大好きな人に向けての曲なのかな....?

本家様の考察

最初は電話をかけたようなコール音が流れて、好きな人にかけているのかなと想像しました。段々とテンポが速くなるので、彼に対してグイグイ行くかまってちゃんっぽいなと思いました。

でも、いき過ぎた愛になってしまったような気がします。

あなたがかまってくれなくても、あなたがからっぽになってしまっても私はずっと君を離さない。絶対に離さないけれど私の心にぱっくり穴が空いているようなの。もし貴方に嫌われたって幸せだし、どうなってもいいからあなたとずっと一緒にいて、心が満たされたい。でもそのことをあなたは何も分かっていない!分かってくれない!

と、大好きだけどクールな彼には届いていないんだと思い込んで強く伝えようとしているかのように感じました。だから最後の

何も分かっていない!

という歌詞でのミクさんの声が少し、さみしげに聞こえました。

メンヘラではないのですが、彼が好きすぎて愛が暴走したような感じがします。

ヤンデレが親しい言葉のような気がしますね。大好きです。

 

超学生ver.


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超学生さんはまた本家様とは違う感じがしました。大好きな人に頬を染めて、ねっとりととろけた視線が想像できます。 がなりは比較的少なく、優しさを感じさせる声でまるで私を大切に抱きしめてくれているような錯覚に陥ってしまいそうです。

動画のMVを見ていると、

大好きだよとうつむく君が好き

という歌詞のところで、彼が好きという気持ちを抑えきれないといったような手を胸に当てて、ぐっと爆発してしまいそうな思いを抑えているような感じがして、思わずこちらまでぞくぞくしてしまいました。

さいごの

何も分かっていない!

というところも、相手に聞こえないようにぽつんと呟いた感じで言っていました。

「大好きだよ」と伝えても、彼女は笑って受け流すけれど、本当は君が思っている以上に愛しているんだよって伝えているかのような声でした。そんな事もわかってくれない。そんな君が大好きでたまらないといったような具合です。

相変わらずの低音ボイスでかっこいいです。大好きです!

 

4.超学生さん曲の考察

超学生さんの声は低音で、かっこいい男の人を想像させられます。彼には大切な彼女が存在してその彼女のことが大好きで仕方がない、といったような気がします。

抱きしめると小さくて、最高の夢心地にさせてくれる天使。壊れるまでずっと一緒にいたい。でも、彼女は僕の愛の重さを知って、でも言い出せなくていっそのこと....と諦める君も大好き。責め立てると壊れそうな息の音がうっすらと聞こえて、もう僕も何をしたいのか分からない。でもそんな僕だけど君の心をこっそりときつく縛っている。

といったような独占欲がすごい溺愛のヤンデレを想像しました...!

囁くような声だったり、可愛げのある声を出していたりして、まるで可愛い赤ちゃんに声をかけるかのような優しい声が印象的だったので本当に彼女を愛しているキャラクターだなと感じました。

超学生さんは、いつも色々な愛の形を教えてくれます。カバーすることで、また本家様と違う捉え方ができたりしてとても面白いです。

ぜったいにぜーーーーったいに聞いてください!

 

超学生さんの【うみなおし】感想

 

こんにちは〜らあらです。

今回は、超学生さんのうみなおし歌ってみたの感想を語っていこうと思います。

語りたいことがたくさんあるので、目次で大まかに分けたいと思います。

 

 

本家様


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本家はMARETUというボカロPさんです。初音ミクさんが歌っています。

MARETU様の曲の特徴といえば、バリバリの電子音です。

そして歌詞の内容が残酷...であるものが多い印象です。でもなぜかそれが癖になって何度もリピートをしてしまうんですよね。

うみなおしも、考察していくと怖いところもあります。でも怖さを超えてかっこいいの領域まで来ちゃっているのがこの曲の魅力だと思います。

ミクさんが歌っていることによって、まだ幼い少女が歌っているかのようになり、歌詞とのギャップがたまらないです。

特に最初の、踏切の音と聞こえるミクさんの声や、一番のサビが終わってからの「あぁそっか」「おっけー!」という明るい声がとても可愛いです。まあ歌詞は残酷ですけれど。

曲のリズム、メロディーもMARETUさんだからこそ生み出せることができるメロディで絶対に癖になります。

歌詞の語彙もすざまじいです。一度聞いただけでは理解できない語句や、調べないと意味が分からない難しいものもあります。MARETU様は本当に凄いお方です。

 

本家様の曲考察

本家様では、踏切音という外で聞く音やミクさんの声から幼女のようなイメージを持つことから、捨てられた赤ちゃん目線での曲なのかなと思いました。MVはまるで子宮の形をしています。それは、文字で形作られていますが、左上近くに「無抵抗」という文字があったりとこの曲をより想像させる文字がずらりとあります。

全体的に、ハイテンポの曲ですので言葉をずらりと並べて相手を責め立てるような、怒っているかのようなイメージがわきます。でもミクさんの声は淡々としているので、現実を受け入れているけれどでもやっぱりこれは言いたい。言ってやりたいっていう気持ちが現れているのかなと思いました。

 

超学生ver


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超学生さんが歌うと、とても力強くてかっこいい曲になりました。低音ボイスが特徴的な彼なので、とことん闇を見せつけてくるような感じでした。

がなりが入るところはサビまでの盛り上がりやサビだったりと沢山あります。とても気持ちがこもっているのがわかります。

でも、最後はちょっと笑っていたりと奈落に落ちていくような、もう諦めているような儚さも感じさせられました。

彼のMVを見てみると、

もう立ち止まるには遅いということ

というところで、手をゆっくり何かを大事そうに支えながら、上に挙げたりしています。それだけではありません。彼は、身振り手振りも入っていて曲だけでなく映像も楽しめます。

超学生さんの歌ってみたの曲考察

超学生さんが歌ってみると、それはまた違う意味合いになってきました。

本家様では、捨てられた赤ちゃんっぽいなと思っていたのですが、超学生さんはその赤ちゃんのまだ若いお父さん目線なのかなと、思っています。でも赤ちゃんに向かっていっているのではなくて、同じくまだ若いお母さんに向けて言っています。

どうせ生まれ残ったあの子は、どうあがいても見るも無惨な行き先しか残ってないんだから。いっそのことお前の流しているその涙は枯らして、潔くあいつを諦めようぜ。そして俺と幸せになろうぜ。

と、どちらかというと強く説得させようとしているのかなと思いました。赤ちゃんが育てられなくて、でも放っておけないお母さんに向けて言っているのかなと。

でもそれはそれで可哀想な曲になってしまいますよね。でもそれくらいお母さんのことを愛していて、これからもずっと二人一緒にいたいからこその判断なのかもしれないと思っていたりします。彼が歌うとちょっとおどけていたりしている感じがして、世の中の常識と少しズレているように思えます。狂っているかのような歌い方が癖になってしまうのは私の悪いところです...。

ちょっとヤンデレを感じます。最高です。

皆さんも人生で一度は聞いておかないと損なくらいでございます。

私はこの曲が大好きです。ぜひ聴いてみてくださいね〜