超学生さんの【うみなおし】感想
こんにちは〜らあらです。
今回は、超学生さんのうみなおし歌ってみたの感想を語っていこうと思います。
語りたいことがたくさんあるので、目次で大まかに分けたいと思います。
本家様
本家はMARETUというボカロPさんです。初音ミクさんが歌っています。
MARETU様の曲の特徴といえば、バリバリの電子音です。
そして歌詞の内容が残酷...であるものが多い印象です。でもなぜかそれが癖になって何度もリピートをしてしまうんですよね。
うみなおしも、考察していくと怖いところもあります。でも怖さを超えてかっこいいの領域まで来ちゃっているのがこの曲の魅力だと思います。
ミクさんが歌っていることによって、まだ幼い少女が歌っているかのようになり、歌詞とのギャップがたまらないです。
特に最初の、踏切の音と聞こえるミクさんの声や、一番のサビが終わってからの「あぁそっか」「おっけー!」という明るい声がとても可愛いです。まあ歌詞は残酷ですけれど。
曲のリズム、メロディーもMARETUさんだからこそ生み出せることができるメロディで絶対に癖になります。
歌詞の語彙もすざまじいです。一度聞いただけでは理解できない語句や、調べないと意味が分からない難しいものもあります。MARETU様は本当に凄いお方です。
本家様の曲考察
本家様では、踏切音という外で聞く音やミクさんの声から幼女のようなイメージを持つことから、捨てられた赤ちゃん目線での曲なのかなと思いました。MVはまるで子宮の形をしています。それは、文字で形作られていますが、左上近くに「無抵抗」という文字があったりとこの曲をより想像させる文字がずらりとあります。
全体的に、ハイテンポの曲ですので言葉をずらりと並べて相手を責め立てるような、怒っているかのようなイメージがわきます。でもミクさんの声は淡々としているので、現実を受け入れているけれどでもやっぱりこれは言いたい。言ってやりたいっていう気持ちが現れているのかなと思いました。
超学生ver
超学生さんが歌うと、とても力強くてかっこいい曲になりました。低音ボイスが特徴的な彼なので、とことん闇を見せつけてくるような感じでした。
がなりが入るところはサビまでの盛り上がりやサビだったりと沢山あります。とても気持ちがこもっているのがわかります。
でも、最後はちょっと笑っていたりと奈落に落ちていくような、もう諦めているような儚さも感じさせられました。
彼のMVを見てみると、
もう立ち止まるには遅いということ
というところで、手をゆっくり何かを大事そうに支えながら、上に挙げたりしています。それだけではありません。彼は、身振り手振りも入っていて曲だけでなく映像も楽しめます。
超学生さんの歌ってみたの曲考察
超学生さんが歌ってみると、それはまた違う意味合いになってきました。
本家様では、捨てられた赤ちゃんっぽいなと思っていたのですが、超学生さんはその赤ちゃんのまだ若いお父さん目線なのかなと、思っています。でも赤ちゃんに向かっていっているのではなくて、同じくまだ若いお母さんに向けて言っています。
どうせ生まれ残ったあの子は、どうあがいても見るも無惨な行き先しか残ってないんだから。いっそのことお前の流しているその涙は枯らして、潔くあいつを諦めようぜ。そして俺と幸せになろうぜ。
と、どちらかというと強く説得させようとしているのかなと思いました。赤ちゃんが育てられなくて、でも放っておけないお母さんに向けて言っているのかなと。
でもそれはそれで可哀想な曲になってしまいますよね。でもそれくらいお母さんのことを愛していて、これからもずっと二人一緒にいたいからこその判断なのかもしれないと思っていたりします。彼が歌うとちょっとおどけていたりしている感じがして、世の中の常識と少しズレているように思えます。狂っているかのような歌い方が癖になってしまうのは私の悪いところです...。
ちょっとヤンデレを感じます。最高です。
皆さんも人生で一度は聞いておかないと損なくらいでございます。
私はこの曲が大好きです。ぜひ聴いてみてくださいね〜